実家の売却には片付けが必須!スムーズに実家をキレイにする方法
実家の売却には片付けが必須!スムーズに実家をキレイにする方法
この記事を読むための時間:3分
実家を売却することになった場合、親が亡くなったり、家を転居したりなど、様々な事情がありますよね。みなさんは、家を売却するとき、片付けをしないと査定に影響することをご存知でしょうか?実は片付けをしなければ、売却時の査定に大きな影響があるのです!
ここでは、実家の売却が決まった場合の、片付けをスムーズに進めるコツなどをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
片付けないと売却査定に影響するってホント?
家に物があるのとないのとでは、売却時の査定に影響します。いざ実家を売却するとなった場合、家の中の片付けは必ず行うようにしましょう。物が残っている場合と完全に撤去した場合を比較すると、その売値の変動は数百万円とも言われています。
家具が多少残っていても査定は可能です。しかし、他人の物が残っている状態のものを、買おうと思う人はなかなかいないですよね。 物があるままだと、実際の自宅の広さよりも狭く感じてしまうマイナス点も。
万が一物が残っている状態で売却する場合、その処分は当然買い手がすることになります。処分費用分を売値からマイナスされてしまう可能性があるので、注意しましょう。
実家売却のための片付けのコツ
実家を売却する場合、全てのものを撤去する方が圧倒的にメリットが大きいことが分かりました。しかし長年使用してきた実家の片付けは、簡単にいくものではありません。
ここでは、実家の片付けがスムーズにいくコツをまとめてみました。
片付けの計画を立てることが大切!
まずは片付けにあたり、ご家族で計画を立てることが大切です。
実家の荷物は予想以上に多く、重労働にもなります。次の項目を確認し、計画を立てておきましょう。
- どの期間までに行うか?
- どの部屋から整理するか?
- ごみの処分を業者にお願いする場合、いつ来てもらうか?
家具家電の処分方法を理解しておく
片付けを行うと、大量の不用品が出ることが想定されます。その不用品の処分方法を事前に把握しておくとスムーズです。
- 一般ごみの場合
各自治体によってゴミ出しの方法は違ってきます。決められた曜日を事前に把握し、処分しましょう。
直接車などでゴミ収集場へ運ぶことができたり、荷物が多くて自分たちで運べない場合は、ゴミ収集センターが回収してくれるサービスもあります。費用は数百円~数千円程度です。 - 家電類の処分
冷蔵庫・エアコン・テレビ・洗濯機など指定された家電は、家電リサイクル法に基づき、特定の業者や家電量販店に引き取ってもらわなければなりません。
処分方法は回収・直接持ち込みの場合があり、処分費用は約数千円かかります。 - 仏具や神棚など
処分の際に困るのが仏具や神棚などの用品です。こちらは不要品回収業者などが引き取ってくれるケースが多いです。
処分の前にお焚き上げなどをしなければならないこともあるので、確認しておきましょう。
遺品整理業者や不用品回収業者に依頼する
売却する実家の片付けを業者に依頼する場合、どんな業者がいいのでしょうか?業者は、主に遺品整理業者と不用品回収業者に分かれます。
それぞれどんな特徴があるのでしょうか?
- 遺品整理業者
全ての物を亡くなった故人の物と捉える。
必要品・不用品を分別し、不用品の処分はもちろんのこと、遺品の買い取りや清掃作業も行ってくれる。
生前整理も依頼可能。
不用品回収業者よりも割高。
- 不用品回収業者
不用品を大量に処分してくれる。
必要品・不用品の仕分けまでは行わないため(もしくはその分の料金が上乗せ)、自分たちで不用品を集める必要がある。
不用品回収後の清掃作業までは行わない。(ハウスクリーニングは別途)
実家の売却 片付けは計画的に
実家を売却する場合、家の中に荷物が残っていると、査定に大きく影響してしまうことが分かりました。売却が決まったら速やかに片付けを行うようにしましょう。
日々私たちの生活の中で、片付けに費やす時間は限られていますよね。家の中の物を全て空にし、必要品・不用品を大別するのは大変な時間と労力がかかります。
プロである業者の力も借りながら、計画性をもって行いましょう。
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