実家の片付けが進まない原因と成功させるポイント
実家の片付けが進まない原因と成功させるポイント
この記事を読むための時間:3分
「実家に帰るといつも荷物であふれていて心配。」「実家の片付けをした方がいいのだろうか・・・?」実家の片付けが進まないことで、悩んでいませんか?
そのままにしておくと、衛生的なものや、災害が起こった時などにも危険があります。居住する親にはいつまでも健康に、かつ安全に過ごしてもらいたですよね。
しかし、実家の片付けを巡り、親子で様々なトラブルも・・・上手くいくコツはあるのでしょうか?ここでは、実家の片付けが進まない原因と、片付けを上手に成功させるポイントをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
実家が片付かない原因とは?
子供たちが巣立った実家。親だけで広い家を片付けるのは、なかなか大変なことです。そもそもなぜ実家が片付かないのか?その原因をさぐってみました。
片付ける必要性を感じていない
まず、親が「片付ける必要性を感じていない」パターンがあります。普段生活で使用するわずかな部屋以外は、荷物があふれ倉庫化している危険も。
防災・衛生的にも、部屋を片付けることはメリットが大きいということを納得してもらえるよう説明してみましょう。
親の体力や判断力の低下
片付けたくてもなかなか進まないことの原因として、親の体力の低下が考えられます。それによって、長時間作業が出来なかったり、思うようにやる気が起こらないと感じる時もあるのではないでしょうか。
また、判断力が鈍くなり、物の管理や断捨離がうまくいかず、物をため込みやすくなるパターンも考えられます。散らかった部屋が片付けられない・・・と親自身も悩んでいるかもしれません。
物や思い出の品が捨てられない
思い出の品やプレゼント、ブランド品など捨てにくいものが多く残っているパターンがあります。それらが部屋を片づけられない原因ならば、大事に残しておきたい気持ちに寄り添いつつ、思い切って手放す必要がありますよね。
「捨てる」ことに抵抗がある場合はリサイクルショップに持って行ったり、発展途上国の人たちに寄付したりすることも可能です。誰かにまた使ってもらえると考えれば、捨てにくかったものも手放しやすくなりますね。
実家の片付けを成功させるポイント
親自身の体力の低下や、片付けの必要性の皆無、物をため込みやすいなどの理由が、部屋の物を増やす原因になっていることが分かりました。親子で気持ちよく実家の片付けが出来るようにするには、どうすればいいのでしょうか?
居住する親が納得した上で始める
まず、親が片付けに納得した上で始めるようにしましょう。
「片付けたい!」という子供の気持ちが先行し、親の同意なしで進めてしまうと、居住する親の気持ちやプライドを踏みにじることになります。
片付けのメリットを説明・納得してもらい、親に「片付けたい」と感じてもらうことが大切です。
片付けに拒否的な場合は防災を理由にする
「片付けは必要ない!」と親側が拒否的な場合もあるでしょう。今の生活に不便を感じていない親にとって、余計なお世話ということになりかねません。
そのときは、「防災」を理由にすると上手くいきます。
実際に地震などが起きた際に、周りに積み重ねられた荷物が落下し、逃げ場を失う危険があるのです。
命を守るため、片付けには大きなメリットがあることを説明すると、納得してくれる可能性が高くなります。
少しずつ行うことで達成感を
計画的に片付けのスケジュールを決め、少しずつ片付けを行うことで達成感を感じてもらうようにしましょう。大きな荷物の処分や移動は若い子供が、細かい物の仕分けを親が担当するというように、それぞれが分担するようにすれば、無理なくスムーズに片付けが進みます。
実家の片付けは少しずつ&親の気持に寄り添って
実家の片付けは、親が納得した上で始めることが大切であることがわかりました。
片付けに否定的な場合は、「防災」を視点にすれば、物をためこむ危険性が理解できてオススメです。
しかし、実家の片付けに全ての時間を費やすことは困難であり、体力的にも負担が大きくなります。親子で、少しずつ無理のない範囲で進めていきましょう。
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